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2010年2月 3日 (水)

老兵たちのフォーラム2月例会・2

経験則-私の場合
  私の「3頭立ての馬車」
 いつも引き合いに出すことではあるが、1997年までの在職中の生活パターンを私は、家族・家庭、職業・仕事、社会・運動の「3頭立ての馬車」という風に位置づけて、バランスを取ろうと考えていた。しかしその実態は、必ずしも「均衡」をなしてはいなかったが、その考え方である「バランス感覚」は、一つの「経験則」ではないだろうか。もっとも、この考え方は「一意専心」の対極にあると思われ、サラリーマン的との自嘲を隠せない。
  この中で、「社会・運動」についていえば、職場での労組活動も、地域での人権問題、反公害運動、選挙運動すべて、「政治につながっていないものはない」という認識を経験的に深めていった。
  市民運動などで「政治を持ち込まない」という声を聞くが、正しくは「政党・党派の独善と利用主義を持ち込まない、持ち込ませない」であろうと考えた。
  1999年の、愛教大名誉教授の影山健さんを擁立して闘った愛知県知事選挙で、市民派と共産党が共闘したが、まさにその現場を体験した。反日共派は、「共産党に利用される」として、共闘派の私たちを批判した。 
  私は、彼らには、愛知万博を止めるという大きな目標に対して、「課題で共闘する」「市民派主導で選挙」という挑戦をしてみる大胆さがないように思えた。
 また、1980年代の「名古屋労組連」という地域労働運動では、労働運動は「組織主義、機関主義、自己本位的」であるとの批判を受けて、運営体制を変え(教室型から、丸テーブル型へ)、労働運動と市民運動は表裏一体を唱え、市民運動への参加、参画を進めていった。さらに、赤(労働運動・政治活動)と緑(市民運動)が合流した、1990年代の「赤と緑のメーデー」を創設した時期には、そうした背景と流れの中から生まれたものだった。
 1980年代後半から今日まで続く「ピースサイクル-反戦平和、全ての核の廃絶」の運動は、労働運動、市民運動に参加する人々が一緒になって参加をし、今に受け継がれている。
  私の「少数派」の原点
  これは「経験則」に、直接つながることではないが、「一寸の虫にも五分の魂」 に加えて、「少数意見に真理、正義が宿っている場合が(多く)ある」と信じてきたように思う。
  そのように考えあるいは覚悟して、私が少数派であることに違和感を持たずに来た原点は、1971年の三菱重工・名古屋航空機製作所(名航)における「解雇撤回闘争」に参加した体験にある。
  この経過など詳細は省くが、主たる闘いのスローガンは4つあった。「不当解雇撤回」「反同盟路線」「四次防反対」「労働組合を反戦平和の砦に」であり、そのいずれにも少数派であっても、闘う意義が満たされていたと今でも思っている。今日まで運動を続けてこられた基盤にもなった。
 私の、経験的にいえば・・・
 次に、「経験則」というほどのものではないが、日ごろ経験的に感じていることを拾ってみると、
・願望の強い予想、予測、期待は、外れることが多い。
・原稿書きの行き詰まり、少々の難問も、熟考し、時間をあけて推敲を重ねれば、意外と見えてくる。
 また、行き詰まった原稿も、「時間が解決してくれる」は、よく体験する。追い詰められた時の集中力か。
女性に対して
・男は女性を理解できないか、できても部分的または曲解していることが多い。では女性は男を・・・?
・男と女、どちらが主であるかは状況によるが、合力した方が単独より成果を上げることができる。
 相互に補完し合うことで成し遂げられる、と考えると、「役割」の違いが見えてくる。
・議論していて、女性が発言をしなくなった時、それは自論をひっこめたのではなく、秘めたまま沈黙したに過ぎない。その、しっかり記憶されたものが、後年、不意に引き出されて驚かされることがある。
・男より女の方が丈夫で長生きするといわれるが、それは肉体的というより、精神的なものからではないかという不明なところがある。
・女性(妻)は、男(夫)に、社会的地位とか名声、財産とかを持ち帰ることを求めている気がする。
・俗語か隠語に「あげまん」「さげまん」という言葉がある。うまく説明できないが、私は、連れ合いとの間でそれを感じることがある。ただ、自らの努力不足、能力不足の言い訳にもなっている。また、これの逆、男が女を・・・といういい方がない点で現代的ではない、「封建時代」の産物という感じはしている。

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