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2010年2月 4日 (木)

老兵たちのフォーラム2月例会・3

  少し混乱しつつ、教訓を引き出した?
 参加者は10人。4人がレポートを用意して、「経験則」の定義をしたが、表現の違いはあっても、似たり寄ったりであった。今日の提起者Mさんは、「人には個性の違いがあり、生い立ちの環境の違いもあり、それぞれの価値観や考え方は違っていても不思議ではない。だがどうもそれだけではないと思うようになった。その違いは、その集団にたいする経験(実体験から身についたもの)からくると思われる」と、提起の動機を語ったまではともかく、参加者が考えを述べていくうちに、私は少し混乱してしまった。
 Kさんが、「経験則というが2面性がある。経験を教訓とする1面と、過去を固定して考え、経験に頼り過ぎると、時代についていけない欠点である。」「変わっていくことが大事で、それには創造性、想像力が大事だ」は、よくわかる指摘であった。またNさんは、「『少数意見に真理、正義が宿っている場合が(多く)ある』は、断定しているわけではないので理解できる。ダーウィンの進化論も最初は、少数意見であった。」さらに「経験則とは言うが、経験していなくても、脳の働き、即ち創造力など本、文献、映像からつかみ取ることもできる」というのも一つの指摘、見識といえるだろう。
 さらにGさんは、トヨタのリコール問題を引き合いに「経験だけでなく、経験で得られたものから、行動が伴うことが大事だ。今回の事例でいえばトヨタは、これまでの(経験則からの)教訓であった現場主義、現物主義がおろそかになっていたのではないか」と述べた。
 さて、Sさんは、「自分のやりたいことをやるということが第一にある。そのために人との出会いを求めて、いろんな会を作り参加している」という切り出し方をした。それを「功利主義」と指摘した人もいたが、私はふと「・・・この場での経験則というのは、どちらかといえば、プラスに転化するという意味合いの強い経験的なものばかりかと思っていたが、そうか、“悪、不正義”に至る経験則もあるのだな」と思って、思考が中断した。
 Hさんは、少年期、青年期、壮年期、初老期、老年期と区分して人生を振り返りながら、「人に騙されても、人を騙すな。人一倍働け、人と同じことをするな。清濁併せのむこと、二番手に徹すること」と、いわばHさんの人生訓を引き出した。
 私のそれも、過去の経験から現在の進路に至った経緯を、折々に正反両面の教訓としたことを織り交ぜたつもりで、縷々述べたのであるが、提起者のMさんは、「過去の話ばかり」と切り捨ててしまった。“また独断と浅慮の軽口をたたいた”が出たと聞き流してみたもの、人に言わせて、それをまな板の魚のように、自分流の手さばき、分析で評価を一方的に下すというやり方には、どうもついていけない。
 やはりこれも、「人の振りを見て」であるが、私の中の「経験則の一つ」としておこうと思った。

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