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2010年1月27日 (水)

映画・麦秋

  さわりを観ただけ・・・残念
 昨夜、つまり今日の午前0時40分からNHK衛星映画劇場で、1951年制作、小津安二郎監督の「麦秋」がかかった。
 さして興味を持っていたわけではないが、この時代の映画は、いわば「映画の原点」を思わせるものがあって、機会があれば見たいとは思っていた。
 映像の入口は、湾曲しながら海岸が遥か先まで続き、その先に建物も送電線も、灯台もない岬があって、手前は人一人いない浜辺で、波が押し寄せている風景であった。取り立てて語るほどのない、日本のどこにでもあったような、かつての原風景といったところか。
 映画は見たい、だが夜更かしはできないというジレンマの中で、2時間余りのうち、20分ほど見ただけであった。
 どんな筋書きで展開していくのかは知らなかったが、冒頭は、何やら大家族世帯の家の中の日常であった。小学生であろう子供二人が、腕白そうでありながら、あいさつがきちんとできる家庭内の様子などに目がいった。 そして、若き日の、菅井一郎、笠智衆、佐野周二であり、原節子、三宅邦子、淡島千景の登場であった。特に笠智衆の語り口は、顔は若くても「男はつらいよ」の御前様と同じで、若き時から歳を重ねるとああなるのかと思い、また、淡島千景のファンであった私は、若き日の彼女より、後年の「熟女」の方が魅力的だなあ、と思って見ていたら午前1時になってしまった。
 ほんのさわりだけで残念ではあったが、また見る機会は訪れるであろう。

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