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2009年10月26日 (月)

非正規雇用・外国人の場合

 光精工の現場報告から
 昨日の午後、中村区の牧野コミセンで、ATUサポート市民の会主催の、第4回トヨタ連続労働講座が開催された。4回目をして初めて、トヨタ系企業の外国労働者の現場の実態に迫った。
 私たちに、三重県の光精工(トヨタ自動車の一次下請け部品メーカー)での実態、体験を語ってくれたのは、「ユニオンみえ」加盟の「グルーポ光」というユニオンの先頭に立って闘っている大成(おなり)アレクサンドロさんで、しっかりとした日本語ができて、通訳がいらないから、多くの話が聞けた。
 進行は、まず名古屋ふれあいユニオン酒井運営委員長が経過を述べ、次に、市民の会・中村さんも加わって聞き手となった、対談方式で進んだ。
 既に「れいめい」前号で概略が伝えられ、この日もレジュメや、新聞の切り抜きが配られていたから、それ以外の事実が大成さんから語られた。
 例えば、「残業は月に180~200時間、土日の休みもないが、日曜礼拝があるからと、前日までの24時間以上ぶっ通しで働く」こともあったという。そこまでして働かなくても、という声もあるが、残業なしでは低賃金で生活ができない、断れば解雇の脅しも。事実、1か月労災で休んだら、解雇するといわれたという。
 その他「信じられない」事実がいくつも紹介されたが、「会社のトップに外国人差別意識がある」という、大成さんの指摘、感慨は、日本の経営者の感覚を代表しているとさえいえるのではないか。それらが、中小手、零細企業での「例外的事例」という言い訳は通用しない。
 それは、例えば、トヨタにしろ、キャノンにしろ、コストダウンのために、関連企業、下請企業にまで厳しいコストカットを求めている事実があり、その把握なくして、10%カット、30%カットなど言えるはずもない。
 「非正規雇用」制度「外国人研修生、実習生」をもっと有効に使え、と口にはいわないまでも、「トヨタ下流域の経営者」は、そうしなければ、親会社の要求に応じられないことは確かなことだろう。
 日系ブラジル人など外国人労働者の、こうした実態は、「日本全国で共通している」という大成さんの言葉は、さらに痛切であった。

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