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2009年1月13日 (火)

何かが動いているのか、動き出すのか

 背を向ける不安もある
 私のパソコンに入ってくる最近の情報は、「ガザの悲劇-イスラエルの蛮行」「緊急課題-路頭に迷う非正規雇用労働者」「減産とクビ切りオンパレードの自動車関連」「浜岡原発の新段階」の4つが主なものである。
 これに「果てしなく、出口の見えない中東問題」「オバマ氏の大統領就任と麻生内閣の体たらく」「トヨタの企業体質、企業倫理と御手洗経団連会長」「原発事故の恐怖、エネルギー問題、地球温暖化」などを重ね合わせると、「非日常、別世界、無関係」とは到底思えない何かが動いている感じを否めない。
 中東のそれは、パレスチナ、イスラエルだけでなく、イラク、イラン問題が二重、三重の層をなしているのであり「世界の火薬庫」を、改めて想起させる。同時にイスラムの国パキスタン、アフガニスタン、インドネシアへと広がっていくことだってありうる。オバマ新大統領がアフガンで足元をすくわれるようでは、アメリカの国内問題の解決が遅れ、世界経済はいっそう停滞、混迷を深めることだってあり得るし、対ロシアの関係も悪化する可能性も否定できない。世界の不安定化である。
 日本の政治状況、まして麻生の体たらくをどういえばいいのか。何せ、私たちは自民党に圧倒的多数を与え、彼を首相の座に据えた有権者でもあるのだから、ボロクソに言うだけでは済まされない。解散総選挙を先延ばしして、時間稼ぎをして、情勢の好転を人任せに待つのか、それとも“奇策”でも考えようとしているのか、麻生は。
 民主党政権に期待できるかどうかは別問題で、この閉塞感を打破するには、解散総選挙しかないと考える人は多くなっているのではないか。そして、それは小泉元首相の「劇場型政治」とは決別した、有権者が“動く”ことによって新たな展開がないとはいえない。
 不安要因は政治や経済だけではない。パニック映画そのものではなくても、気候変動、地球温暖化、大気、河川、海洋、土壌の汚染の進行は、得体知れぬ疫病・健康障害を招来するかもしれない。東海大地震、(浜岡)原発の事故は同時発生の可能性があるから、そんなことは想像したくないほどである。
 このような不安や恐怖は、誰にもあるだろうけれども、多くは日常性の中で忘れるか、「その時はその時」と高を括って、あえてストレスを持ちこまない意識が無意識のうちに働いているのかもしれない。
 いや、いっそのことラジオだけは接続して、新聞の購読をやめ、インターネットを遮断し、テレビをWOWOWだけにするか。あとは家事と読書三昧の生活ならば、「不安も恐怖」かなり薄らぐのではあるまいか。
 だがそのようなことは、できないことと分かっているから、せめてしっかり向き合いたいものだと思う。背を向ける方がより不安なのである。現場への足が遠のいているのが、自分でも気がかりではあるが。

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