« 老兵たちのフォーラム・3 | トップページ | ピースサイクル2008全国会議・2 »

2008年11月 8日 (土)

ピースサイクル2008全国会議

 2008年の報告と総括
 ピースサイクル2008の総括会議と2009年のスタート会議が、東京で開催され、12都府県13ネットの25人が参加した。
 報告の主なものは、けがなどの事故がなかったことが第一。次に19ネットの活動が確認され、これとは別に「フィリピンピースサイクル」「沖縄ピースサイクル」「六ヶ所村ピースサイクル」「国会ピースサイクル」が取り組まれたこと。そしてその参加延べ人数は確認されなかったが、地区ごとの、全走行距離に自転車で参加した人数を掛け合わせた「ピースマイレージ」は約2万4千キロとなったことなどであった。
 更に報告が到着した分だけでいえば、自治体訪問件数は96、メッセージは、沖縄県知事あて56、広島市長あて97、長崎市長あて73、六ヶ所村長60。他に青森県知事、日本原燃㈱、自衛隊基地、原発関連、沖縄の辺野古、高江、ヘリ反対協などへのメッセージ、申し入れなどがあった。
 地区報告の詳細は省くが、各ネットとも共通して、高齢化、参加者減少に悩んでおり、「ピースサイクル運動の今日的意義」を認めつつ、その運営に腐心している様子がうかがえた。これは翌日の「25周年を迎える2010年の取り組み」の議論に引き継がれるのであるが、90年代の最も盛り上がった時期の、各ネットの自発的で意欲的だった「全体が塊(かたまり)」というか、「ネット全体が波打つ」感じから現在は、積極的な平和運動として位置付け、「本走」以外の取り組み、継続的な自治体訪問活動を取り組む地区と、現状維持に汗をかく地区、そして、ついにリレーが途切れた地区、あるいは、全国会議に代表を送れない地区などが線状に並ぶ感じになってきた。
 これらの背景には、高齢化、参加者減という直接的な背景があるのはもちろんだが、ピースサイクル運動そのものは、各地域の自主的で主体的な個人参加の運動である。この基本スタイルは、参加するもしないも自由であるとともに、中心的な人の多くが「運動の掛け持ち」であり、平和運動、反戦・反基地運動、反原発運動などは、個別の運動体の先進性に依拠することも多く、それらトータルの運動の全国組織というピースサイクルには、おのずと限界がある、というのが私の認識である。
 そこへ持ってきて、「憲法9条、教育基本法」「在日米軍と自衛隊」「有事法制、国民保護法」「人権、共謀罪」というスローガンを並べても、実際面ではかい離がはなはだしい、というか、一年を通しての運動、自転車でつなぐ平和メッセージというイベントを超える実体が作られていないと、途中からの参加者は戸惑うであろうし、継続参加の人も興味が希薄になっていくのではないか、そう思うのである。
 私自身は「アウトドア派」ではないが、やはりサイクリングを楽しみ、たまには知多半島1周のサイクリングとか、時々に参加するデモ・パレードも、自転車で参加するスタイルが定着できればいいなあ、そしてお金を集めて、「沖縄ピースサイクル」などには代表派遣、そんなスタイルは、どうかなと思っている。しかも、それをわがものとして専従的にやってくれる人を得られれば尚よしと。

|

« 老兵たちのフォーラム・3 | トップページ | ピースサイクル2008全国会議・2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/183099/43039080

この記事へのトラックバック一覧です: ピースサイクル2008全国会議:

« 老兵たちのフォーラム・3 | トップページ | ピースサイクル2008全国会議・2 »