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2008年7月30日 (水)

航空自衛隊小牧基地申し入れ

 7月28日午前11時25分、空自小牧基地ゲート前で、石野司令宛の申入れ書が読み上げられ、手渡された。

司令 石野次男様
          申し入れ書
 率直に言わせて戴ければ、こんにちの自衛隊はあまりに多くの問題を抱えています。
 昨秋の、守屋武昌次官の国民を唖然とさせる収賄(しゅうわい)事件をはじめ、インド洋における米軍への給油量のごまかし(データの隠蔽)、イージス艦情報の漏洩(ろうえい)、イージス艦「あたご」の漁船との衝突事故等々。これらは、防衛省は日ごろ何をやっているのか、本当に国民を守る事に専念できているのか、税金でまかなわれる巨額の防衛費が国のため、国民のためにきちんと使われているのだろうか、という疑問を抱かせずにはおきません。
 先ごろ出された政府の「防衛省改革会議」の最終報告書について、これらの省内の不祥事、様々なミスをなくし、いわれるところの「背広組」と「制服組」の“あつれき”をなくし、真に文民統制が図られるなか、安全保障の任務に最善が尽くされるかどうか、その役割、成り行きに私たちは注目をしています。
 ところで、政府は6月13日の閣議で、イラク特措法に基づく航空自衛隊のイラク派兵に関して、来年7月31日まで1年間延長をする基本計画の変更を閣議決定しました。
 いうまでもなく、今年の4月17日、名古屋高等裁判所で、「自衛隊の活動、特に航空自衛隊がイラクで現在行っている米兵等の輸送活動は、他国の武力行使と一体化したものであり,イラク特措法2条2項,同3項,かつ憲法9条1項に違反する」との判決が出たことは、ご存知であろうと思います。つまり、小牧基地から飛び立つC130輸送機と自衛隊員の派遣は、「憲法違反」と述べ、判決は確定しているのです。
 にもかかわらず、政府・防衛省がイラクの戦闘地域へ自衛隊を派遣し続けることは、法治国家として許されないばかりか、自衛隊の本来の目的である「専守防衛」を逸脱し、イラク国民の苦しみに加担する事になります。
 昨年私たちは、「小牧基地に『KC-767J空中給油機』の配備と150人体制(1個飛行隊)での運用が予定されていると聞いております。こうした小牧基地機能の拡大強化は、『戦争のできる国づくり』そのものにほかなりません。戦争放棄、戦力を持たないという憲法の定めを無視し、蹂躙する政府の方針は間違っています。」との申入れもしました。
 今年もまた、反戦平和と全ての核の廃絶を求める私たち「ピースサイクル」の運動は、以下の申入れをします。

                 記
1、 自衛隊3軍の海外派兵は憲法違反です。派兵に強くに反対します。現在中東に派遣されているC130輸送機の即時帰還を求め、派遣業務を停止してください。
2、空中給油機の配備は、小牧基地の更なる基地機能強化と、米軍供用の容認につながるものであり反対します。
3、訓練、輸送を含む民間機を自衛隊が利用することに反対します。やめて下さい。
4、小牧基地に関連して
1)基地内で騒音を発生させないこと、放射性物質、有毒化学物質や兵器等の有害物質を搬入、保管しないこと、これらの有無を含めて全ての情報を公開すること。
2)周辺自治体はもとより、平和団体、市民団体とも、対話の場を積極的に設けること。「反戦平和」の世論・主張にしっかり耳を傾けてください。
3)基地内を、積極的に公開してください。
  
 以上の要請をします。又、貴職らの速やかな対応を求めます。尚、申し入れ項目1~4について、貴職の見解を求めます。2008年8月15日までに、文書にてご回答ください。
尚、昨年の申し入れも回答が届いていません。拒否するなら拒否の理由を添えて、返事をお出し下さい。                                    以上。
(追い書き)

             2008年7月28日

            ピースサイクル2008
         東
海ブロック(名古屋実行委員会)

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