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2008年4月15日 (火)

労働4団体共同の電話相談

 初めての試みに電話はかかるか
 グローバリゼーションという大波ばかりではないだろうが、労働現場の荒んだ状況が今も進んでいるようだ。非正規雇用の労働者だけでなく、正規社員ですら、過労死、過労自殺が絶えないし、“店長”と言う名の残業代未払い・長時間労働の問題が多発している。
 それらの一端は、先の米国からの労働事情調査団の聞き取り調査でも、具体的に証言が得られた。そのような背景を元に、NPOステーションで机を並べる労働関連4団体が共同して、電話相談を受け付けることになり、今日、その記者会見が行われた。
 その4団体とは、愛知連帯ユニオン(ASU)、女性ユニオン名古屋、ゼネラルユニオン東海、ATUサポート市民の会であるが、まだ、この1月に顔合わせしたばかりで、相互の運動の内容を深く認識しているわけでない。また、労働関連4団体といえども、それぞれの領域が違うので、電話は統一番号ではなく、それぞれが、それぞれの領域の相談を受け付ける。例えば、ASUは広く労働相談を受け付けるが、女性Uは、女性からの相談に特化している。外国人の相談はゼネラルUであり、トヨタ自動車関連企業の労働者からの相談はATUサポート市民の会が受け付ける、という具合である。
 電話相談は、問題に対するアドバイスで終るものから、委任を受けて会社交渉を行う、更に組合を結成して、団体交渉まで援助する、と幾つかのケースに分けられるが、いずれにしても相当な力量を要する。20年も前の経験に過ぎないが、そんな現場にいたからそのしんどさに、私自身が受話器をとるかどうかは決めかねている状況である。
 このテのものは、マスコミがとり上げるかどうかで、受信数も大きく変わるのがこれまでの例と聞く。そして、電話をかける“勇気ある労働者”は、問題を抱える労働者のごく一部であるというもう一つの現実は悲しい限りである。

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