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2008年4月18日 (金)

“老い”は共通の関心事

 読者からのお便り
 私が参加している会員制の「老兵たちのフォーラム」の、当日欠席された三人の方から、お送りした「4月例会のメモ・レジュメ」「雑談の櫂・第5号」「C&Lリンクス愛知第43号」の感想などが葉書で送られてきた。
 70代半ばのHさんは、「・・・“雑談の櫂”は、力みのないのが、いい問いかけになっています。介護の問題、皆で討論したいテーマです。“リンクス愛知”所載の『飲む』という詩は、傑作です。
 桜も散って、若葉が出はじめました。この頃の若い、生き生きした緑の色は、生命を象徴しているようで、心が萌えます。」
 80代半ばのIさんは、「桜の花片が美しく散り始めました。お元気でご活躍のことヽ存じます。リンクス愛知、雑談の櫂、大変面白く拝読しました。
 “台所に二人並び立たず”“四季の記”など、貴君の日常のあれこれが、偲ばれて読ませました。
 小生は、相不変、老母、病妻の世話で多忙な主夫を過ごしております。」
 もう一人は50代後半の女性。「フォーラムの報告書他、ありがとうございます。皆さんのいろいろなコメントも興味深いものがありました。『雑談の櫂』春号の方、とてもおもしろかった、どれも私に当てはまることだからでしょうが、“橋上の人”は、日頃思っていた事が文字化されていて、“そうそう、こういう事がいいたいのよ”という思いでした。・・・」
 「リンクス」を政治や社会的な問題をテーマにし、「雑談の櫂」は、居住地の暮らしの問題と、文化をテーマにしていて、私の両輪をなしている。
 今号の「雑談の櫂」で、「高齢者の医療・介護・終末」の問題を取り上げたので、お互い対象の年代であれば、関心が寄せられたものだと思う。
 “老い”は、意識する、しないに関わらずやってくる。そして他者から刺激を受けることも多い。自分のことはさておいて、“あいつ元気いいなあ”“少し老けたなあ”“おお、そんなことに打ち込んでいるのか”“又旅行してきたんだって”とまあ、羨ましいのか、評論家気取りなのか、無責任に言いつつ、ふと“オレはどうなんだ”と、投げかけた意識は、ブーメランのように戻ってくる。そのことは決して、私も例外ではない。
 時折り書く詩も、「雑談の櫂」も、その「進化」というより、「深化」させたいというのが私の願いであるが、未熟なそれは、まるで投げた石が、水没して水面に小さな渦をつくるのではなく、水面を三つ、四つ跳ねていってしまう趣なのである。

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