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2007年11月18日 (日)

ピースサイクル全国会議・2

2008PCの課題
 会場周辺では、1年前の会議で工事中だったビル複数が完成して、築年数の多い2階建ての「浜松町海員会館」は、旧芝離宮に隣接していなかったら、殆んど日の差さないまま埋没してしまっていただろうと思われる。いずれ高い地価で売却されるか、高層ビルに建て替えられるかして、一泊3000円前後のこの会館利用も難しくなるかもしれない。
 もっともそんな東京の事情を心配するよりも、このピースサイクル運動がどこまで継続されかの方が心配であった。いや、少なくとも地方、愛知に限ってかもしれなかったが。
 2日目の討議で用意された「2008年全国ピースサイクルとしての主要共通課題について」という提案を見て少々ビックリした、というより「この網羅主義の政治性」と、ピースサイクル運動の実態との乖離を「首都圏と地方」の違いとして感じたものだった。
 レジュメは、全部で9項目あってそれがまた数項目の具体的課題を示していた。①の「夏のピースサイクル成功に向けての取り組み」は、この運動の基本的なことだから異議はなかったが、以下②憲法9条を守り、活かし、広げる取り組み ③日米軍事同盟強化に向けた在日米軍再編反対と沖縄米軍基地返還に向けた取り組み ④政治課題に向けた取り組み(福田首相へのメッセージ、新テロ特措法、朝鮮半島、G8、衆院選挙)⑤海外からの自衛隊即時撤退への取り組み ⑥戦争のできる国家への線上にある靖国問題とアジア重視の外交に向けた取り組み ⑦脱原発社会実現に向けた取り組み ⑧人権の確立と保護に向けた取り組み ⑨自然との共存、共生社会の創造。
 こんな具合だから、思わずため息が出てしまった。もっともこれらは、突如としてでてきたわけではなく、この数年の議論の経過を踏まえてのことであるから、問題は、前日の「運動全体として後退局面」と言う実態との差を、どんな形にするかであった。
 私は口火をきって「課題が網羅されているが、よろしいですか、と問われてもいいとはいえない。①を除いて、重点項目というか、これだけは取り組もうという指針がいるのではないか」と発言したが、他にも多くの意見が出されて、結局①の項目を“主文”とし、②以下は並列記載として、できるだけの取り組みまたは努力目標という位置付けを薄めて、地方、地区で取り組み可能な選択肢としての“メニュー”ということで落ち着いた。
 次回から事務局を担う首都圏の意気込みが反映された提案であったが、政治情勢、政治局面を日常的に肌に感じる首都圏と、マスコミ情報が主である地方との意識の格差は止むを得ないだろう。首都圏グループが政治的にリードする、六ヶ所、広島・岩国、長崎、沖縄などで運動の正面に位置する地方、そして基地問題、原発のない地域での「市民感覚」など、それらの違いを超えて「反戦平和、核の廃絶、環境、人権」を共有する連帯感を基軸に、サイクリングという遊び心を使いながらその地に根付く運動を進めることになろう。
 2008年の政治状況を勘案して、本走のマップの作成を1ヶ月前倒しして3月末に各ネットに配布。「国会ピース」(スプリングピース)はリレー式から首都圏1日行動及びメッセージ集約重視に体制を組む。沖縄ピース、六ヶ所村ピースの取り組みを充実化させる、などが決り、来年の日程を決めて散会した。
(追い書き、続く)

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