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2007年8月 6日 (月)

秋葉広島市長への平和メッセージ

 ピースサイクル運動の一つとして、広島市長宛ての平和メッセージを送る運動がある。今年は、愛知ネットからのこのメッセージのほか、三好町長、日進市長、コスモスの会日進からも送られた。
広島市長 秋葉 忠利 様
                         2007年8月3日
                       ピースサイクル愛知ネット

   平和を願い、被爆者に心寄せる愛知からのお手紙

 拝啓
 今年もまた暑い夏と共に、8月6日の「広島・原爆の日」がやってきます。恒例の、その「式典」には、核保有国を含め、昨年の36か国を上回る国の参加が期待されています。参加されたすべての人の胸に、二度とあってはならない原爆の悲惨さを刻んで戴き、全世界がすべての核を廃絶する流れへと向かう運動に寄与されんことを望まずにいられません。
 遅まきながら1986年から始まった私たちの「ピースサイクル」運動は、今年で22年目を迎えました。その「平和とすべての核の廃絶」をめざす自転車リレーは、8月5日に広島に到着し、夕方からの「8・6ヒロシマ平和へのつどい2007」という市民集会に合流する予定です。この集会では「変わる時代 変わらぬ誓い 平和の希求」を合言葉にしています。

 さて、去る7月30日、「原爆症」の認定を求める裁判で、熊本地裁は原告勝訴の判決を出しました。これは、昨年8月の広島地裁判決、今年3月の東京地裁判決を含め6度目の原告勝訴判決であり、被告である国が厳しく断罪されたものであります。
 戦後62年を経たなお、このような裁判が続けられ、お歳を召した「原告」のみなさんが裁判所に通い続けねばならない現実にこそ、私たちは怒りを新たにすると共に、この国、この社会のありように深く思いをいたしているところです。
 戦場で、戦災で命を落とし、また飢えと病気で300万人余の命が失われたかの戦争を忘れることはできません。そしてその戦後は、未来永劫「不戦と平和」を誓ってこそ、死者への鎮魂であり、子々孫々に伝え、引き継いでいくことが残された私たちの努めであります。
 思うに、昨今の憲法改正論議を聞くにつけ、「国際貢献」とか「国の防衛・安全」という名のもとで有事法制等が制定されるなど、再び戦争のできる国になってしまう危惧がいっそう高まってきました。「不戦と平和」は、スローガンだけでなく、広く市民の実践的な運動として根付かせていかねばならないゆえんでもあります。もとより私たちもその一端を担っていきたいと思っております。

 今年もまた愛知から「平和の折り鶴」「平和のメッセージ」をお届けします。どうか、これをもって、この愛知から、広島の地に思いを馳せ、共に恒久平和を願っている気持ちをおくみ取り下さい。
 この愛知では、自治体訪問で「反戦と平和、全ての核の廃絶」を行政に反映させて欲しいことを申し入れ、西加茂郡三好町長と日進市長から、秋葉市長宛のメッセージを戴きました。
 秋葉市長におかれましては、毎年8月6日の式典で、広島市長という立場からだけなく、自ら思いを込めて「広島平和宣言」をお書きになり、読み上げられていることと思います。私たちもその「宣言」に接するにつけ、新たな認識と決意を覚え、勇気をかきたてられてきました。
 最後に、貴職のますますのご活躍と、平和への取り組みを期待しております。
                                 敬具

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