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2006年11月28日 (火)

PC‘06~’07全国会議(2)

 課題は果てしなく多いが・・・
 議題が多く、2日目にまたがる形で議論は進んでいって、2日目の最初では、2007年のピースサイクルの全国共通課題が話し合われた。共通課題が多岐にわたるので、地域の事情によっては全てが取り組みの対象とはなり得ないが、各地域ネットは具体的獲得目標を設定し、方針化するよう求められた。
 こういった統一的で組織的運営スタイルは、市民運動にはいたく評判が悪いものと思っていたが、どこからも反論が出ないばかりか、「私たちの運動は、政治と向き合うのではなく、市民と向き合い、働きかけていく運動だ」という、そのネットから発信された内容だから、少々驚きである。結果的には地域事情が優先され、過大な義務とはならないから、やり過ごしたのであろうか。ではどんな内容が取り上げられたのか。
 まず、2007年夏・ピースサイクルの成功へ向けての取り組みとして、「反戦平和・非核・反(脱)原発・人権・環境」を市民に訴え、ヒロシマ・ナガサキへ市民の平和への想いを届けることを最優先課題とした。
 以下、内容は省略するが、憲法9条を守り、活かし、拡げる取り組み。日米軍事同盟強化へ向けた在日米軍再編反対と沖縄米軍基地返還へ向けた取り組み。政治課題に対する取り組み。これには、国会ピースサイクル成功へ向けた取り組みなどが盛り込まれた。さらに、イラクからの航空自衛隊即時撤退への取り組み。戦争の出来る国家への線上にある靖国問題とアジア重視の外交へ向けた取り組み。脱原発社会実現へ向けた取り組みについて、「六ヶ所村ピースサイクル」成功へ向けた取り組みは本命で、加えて、各地域での脱原発グループとの協動体制の模索、これは鎌中監督の「六ヶ所村ラプソディ」上映の取り組み入ろう。
 まだある。人権の確立と保護に向けた取り込みとしては、思想信条良心への弾圧に対する抗議行動。防犯条例(生活安全条例)等、人権侵害の風潮(おそれ)への対応が求められた。最後に、自然との共存・共生社会の創造。
 以上であるが、そのほかについては、①インド洋派遣、PKO派遣自衛隊の即時帰還、②国民保護法-自治体の対応はどうなっているか、の提案があって追加することになった。そこで全体の整理を事務局で担うことになった。

 かなり議論疲れが出てきたとみえ、席を立つ人がふえ、10時ころに休憩に入った。途端に喫煙コーナーがタバコの煙で一杯になる。自販機のコーヒーもよく飲まれている。ここに女性がいたらきっときつ~いお灸をすえにくるだろう。
 労度運動の活動家に喫煙者が多いのも、いまだ不変である。さて、議論は続く。
 2007年ピースサイクルを、改めて個別に検討した。まず、夏のピースサイクルについては、基本的にリレー方式を維持。 安全対策は、必須事項で当日の安全走行は勿論、事前の下見・試走の実施、保険の加入、承諾書の記入、ヘルメットの導入等、安全対策を万全に進める。重大事故発生時は、全国ピースサイクルとしての走行は中止する、というのが申し合わせ。地域的な判断は各ネットで決める。
 次にピースメッセージの取り組みとして、広島 ・長崎・宜野湾・名護・沖縄の各市長、沖縄・青森の各知事、六ヶ所村長、沖縄・命を守る会へ、確実に送ろうということになった。 「沖縄ピースサイクル」「六カ所ピースサイクル」は2007年も実施。今年初めて実施した、「ピースマイレージ(積算した全走行距離)」は、‘06 秋~’07 秋までの全国ピースマイレージを集計する。
 春の「国会ピースサイクル」については、国会へ想いを届けつなげ、「総理大臣宛」に統一したメッセージを集約する。その他の工夫を凝らした寄せ書きなども提出する。
 最後に、全国事務局について集約した。
 まず、「全国ピースサイクル運動」として、各地域ネット活動状況の把握と共有化をいっそう図るものとして、1)全国パンフ(マップ)の作成、2)メーリングリスト(ML)の利用促進、最低でも週3回のチェックを義務化。3)ホームページ(Blog)の利用促進、4)ピースサイクル紹介パンフの作成など。

 いうまでもなく、この運動の位置や求められるものがどれほど大きくても、参加しているメンバーの多くが、諸運動の掛け持ちで、半ば専従のように取り組んでいるネット、仲間は稀である。従って「運動の通年化」が叫ばれながら、春の国会ピース、夏の本走、秋は呼びかけだけ、というのが実態であろう。しかし、逆に言えば、「ピースサイクル」として表現できるフィールドは多くあるわけで、その場面でどの運動体の立場から表現するのか、例えば「労組役員で臨むか、ピースサイクルの実行委員で参加するか」は悩ましい問題である。そしてまた、年に一度だから取り組みができるが、四季にまたがって展開する力量はない、というのも実態であろう。
 夏の本走を軸足にして、地域の「反戦平和・非核・反(脱)原発・人権・環境」の運動体に合流して、そこでピースサイクルの存在感を示す努力をすることが、順当な進め方ではあるまいか。 
(追い書き)

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